BMW MINIクーパー R56 車検 オイル漏れ・冷却水漏れ・ブレーキパット交換等
BMW MINIクーパー R56 車検にてご入庫です
小林モータースの車検は国が定めた法令24ヵ月点検項目79箇所に、
当社オリジナルの点検項目135箇所を加えた計214箇所がチェック項目になります
ただ単純に車検が通ればOK!という考え方でなく、当社では車の健康診断
・総合メンテナンスの機会と考えています
勿論、だからと言って「アレもコレも交換です」ではなく、使用状況や劣化の優劣等
から優先順位を決めてメンテナンスのご提案を行います
診断はピットにてリフトアップ後、アンダーカバー等を外してからスタート
エンジンからブレーキ関係、足廻りなど隈なく診断していきます
ブログですので点検とメンテナンスが同時になってしまいますが、
実際には一通り診断後、お見積りを作成、お客様とお打合せ後、修理作業
を進めていきます
まず気になったのが冷却水のリザーブタンクが空っぽ・・・
これではいつオーバーヒート症状を引き起こしてもおかしくありません
という事で、漏れ箇所を探すと、写真矢印部に鮮血が・・・
漏れ出た冷却水ですね
原因はサーモスタットと呼ばれる写真赤丸部奥にあるパーツ!
R56系では冷却水漏れでお馴染みのポイントです
写真下各部を分解、サーモスタットを外していきます
新旧サーモスタット!
新たなサーモスタットを組み付ければ修理OK!
冷却水漏れの方ではもう一ヵ所!
現状はかなり僅かな漏れでしたがウォーターポンプからも漏れを確認できました
冷却水漏れ修理の場合は1箇所直し、シッカリ圧力が掛かると次弱かった所
から再度漏れ・・・というパターンは非常に多いです
今回はサーモスタットと同時に交換を行います
ウォーターポンプを交換します
こちらは樹脂製の弱いものから、フル金属製の強化品へと変更します
ウォーターポンプを外す際に取り外す必要があるベルト類も一緒に交換です
ファンベルトもご覧の通りヒビ割れ多数!
この辺りはウォーターポンプと工賃が重複する箇所ですのでトータル的に
はお得にメンテナンスできます
続いてはエンジンオイル漏れ修理です
こちらも写真の様にヘッドカバーと呼ばれるエンジン一番上のカバーの
パッキンから漏れていました
写真の様に上から見ていると大したことないように見えますが、オイルは
下へ下へと垂れていきますのでこれでも下で滴になる程漏れてはいます
修理は写真の様にヘッドカバーを取り外し、綺麗に洗浄後新たなパッキン
で組み付けて行きます!
勿論規定トルク(ネジの締める強さ)を順守して組み付けます
樹脂製のカバーですので疎かにすると再故障のリスク大です!
冷却水漏れ、オイル漏れと整えた所で最後にブレーキパットの交換です
写真赤丸部から確認出来ますがブレーキパットの残量がほぼ0に近い状態・・・
これも要修理ですね!!
パットセンサーもバッチリ削れていますのでメーター上には警告も
出ていました!
今回はお客様のご希望でディクセルの低ダストをチョイスしました
摩耗が見られたディスクローターもセットで交換します
最後にエンジンオイルやブレーキフルード等油脂類の交換、各部増締め、
調整等を行い車検整備完了です
新たに車検取得後、メンテナンスインターバルのリセットを行いご返車させて頂き
ました
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
中古パーツ・リビルトパーツ・社外パーツを
使った修理もお任せ下さい
お客様からのご連絡をお待ちしています
小林モータース株式会社
047-387-0398
千葉県松戸市五香2-3-2
9:00~19:00 水曜定休