BMW MINIクーパーSクロスオーバー 車検 オイル漏れ修理 ブレーキパット交換等
BMW MINIクーパーSクロスオーバー 車検(法定24ヶ月点検)にてご入庫です
小林モータースの車検は国が定めた法令24ヵ月点検項目79箇所に、当社オリジナルの
点検項目135箇所を加えた計214箇所がチェック項目になります
ただ単純に車検が通ればOK!という考え方でなく、当社では車の健康診断
・総合メンテナンスの機会と考えています
勿論、だからと言って「アレもコレも交換です」ではなく、使用状況や劣化の
優劣等から優先順位を決めてメンテナンスのご提案を行います
診断はピットにてリフトアップ後、アンダーカバー等を外してからスタート
エンジンからブレーキ関係、足廻りなど隈なく診断していきます
ブログですので点検とメンテナンスが同時になってしまいますが、
実際には一通り診断後、お見積りを作成、お客様とお打合せ後、
修理作業を進めていきます
いきなりフロントバンパーがありませんが・・・笑
診断の結果、酷いオイル漏れがありましたので今回は車検と同時に修理させて頂きます
フロントバンパー他、その先のラジエターキャリア等も丸ごと取り外します
エンジンが丸出しの状態になりました
R50の頃よりMINIの修理では定番のスタイルです
MINIの場合はこのスタイルにしてから各所修理する事が多いですが、逆に
このスタイルする事が「普通」に考えられているのでゴソッと外しやすい
ようにできています
なので慣れてれば作業性は良好ですね!
今回のオイル漏れ箇所はフィルターブラケットと呼ばれる、
エンジンオイルフィルターが入る入れ物にあたる部分!
BMWでも定番の修理箇所ですが、R56系MINIでも非常に漏れが多い箇所
になります・・・!
写真でも奥の方がジュクジュクしているのがわかります
先ほどの写真から更に触媒(マフラ)等を外すとやっとフィルターブラケット
の全容が見えていきます
かなり酷く漏れているのが分かると思います
この部分は漏れると最終的にマフラーにかかってしまう部分なので
臭いや煙で気づく方も多いです!
フィルターブラケットを外して綺麗に清掃後、newパッキンを組み込んでいきます
エンジン側も綺麗に洗浄し、ギトギト、ベトベトだったエンジンとは
さよならですね
こうやって綺麗にするのはブログでは一瞬ですが、実作業では結構
手間が掛かります
閉じてしまえばお客様自身が見る事は難しい部分ですが、手間を惜しまず
綺麗にしていきます
良い作業は清掃・洗浄から!が修理の基本です!!
フィルターブラケットを戻せば折り返し!
後は各ホース類、触媒、ラジエターキャリア等来た道を戻れば完了です
特にクーパーS系のN14、N18エンジン搭載車で多いトラブルです
エンジンからはもう一つ、インテークホース切れのトラブルです
写真の様にインテークホースに繋がるブローバイホースが完全に
断裂してしまっています
これもこのエンジンでは定番の症状・・・
パーツは丸ごとの供給のみ!
インテークホースを交換していきます
こちらのパーツはトラブルが多い為細かく品番変更が入り、対策された
ものになっていますので最新品番の物を取付けます
それ以外ではリアブレーキパットの摩耗も見られました
こちらは写真赤丸部のパットセンサーが既にディスクローターに触れて
(反応している)状態ですので警告灯としてお知らせが出ています
お客様の方からもご依頼事項でしたので、勿論修理します
ブレーキは何に換えても最優先事項ですからね!
こちらは先ほどとは逆側(左側)の写真です
こちらにはパットセンサーが付いていない側ですが、こちらの方が摩耗は酷いです
今回は警告も出ましたが、もう少し削れ方にバラつきが酷ければ警告灯が
出ていないのに一方がブレーキパットが完全に無くなってしまった・・・
という事も起こりえます
何が言いたいかと言うと、定期的なプロの目の診断はやっぱり大切ですって事です!笑
今回はディスクローターの摩耗も見られましたので同時に交換を行います
新たなブレーキに組み替えれば作業完了!
最後にエンジンオイルやブレーキフルード等油脂類の交換、各部増締め、
調整等を行い車検整備完了です
新たに車検取得後、メンテナンスインターバルのリセットを行いご返車させて頂き
ました
千葉県松戸市の修理工場なら 小林モータース
国産車・外車、メーカー問わず修理可能です
中古パーツ・リビルトパーツ・社外パーツを
使った修理もお任せ下さい
お客様からのご連絡をお待ちしています
小林モータース株式会社
047-387-0398
千葉県松戸市五香2-3-2
9:00~19:00 水曜定休